「こもれびはうす」の庭には、様々な木々や草花が咲いています。
季節を感じながら、自然の中で活動する時間を大切にしたいと考えているからです。

植物は、私たちの五感に多くの出会いをもたらしてくれます。
木々の葉っぱが触れ合う音に耳を澄ましたり、幹に触れてみたり、花の香りを感じたり、
収穫した実を味わってみたり、落ち葉を拾ってみたり。そのひとつひとつの感覚が、
私たちの日々の暮らしと心を豊かにしてくれます。

このページでは、こもれびはうすのシンボルである１本のケヤキストーリーをご紹介します。

建物の横に「こもれびはうす」を象徴する1本の大きなケヤキがあります。
大きいと言っても、この木の樹齢はまだ45年ほど。
長ければ800年を超えることもあると言われるケヤキですので、
まだまだ若い、青年の木です。

芽生えてから一度も剪定をせず、奥州市の山で自由にのびのびと育ちました。
根元から横に大きく大きく広がる、とてもめずらしい樹形です。
人の手が加えられていない、自然の造形美。
若々しさの中に雄大さを感じる堂々とした姿で、「こもれびはうす」を見守っています。

ケヤキから生まれる、やわらかな「こもれび」。
枝葉から差しこむ陽の光と過ごす時間は、私たちに暮らしの喜びをもたらしてくれます。
ひらひら舞う葉を眺めながら、お茶を飲んだり、子どもたちと遊んだり。
あなたなら、どう過ごしますか？ぜひ、ケヤキに会いにきてくださいね。